タイトルの通り、僕がブログを運営するようになって2年が過ぎ、先月初めて収益が20万円を超えた。
別の記事でもお話ししている通り、僕はいくつかのサイトを運営している。
ただし、まだまだ収益化できているサイトは少なく、20万円という収益はほとんど1つのサイト(ブログ形式。このブログとは別)のみが稼ぎ出した数字だ。
さすがに月々20万円近いお金が会社の給料とは別に入ってくると、生活はかなり楽になってくる。
今回はこの2年間に感じたことや変化したことを少しばかり話してみたい。
photo by stanley yuu
2016年6月の収益は21万円
成功しているアフィリエイターなどから見れば、「2年で20万円達成」はちょっと時間がかかっている方かもしれない。
世の中には最初の1年間で数十万PV、数十万円をいきなり稼いでしまう凄腕ブロガーもたくさんいるようで、そんな人たちに比べれば大した成果というわけではないだろう。
だけど、サラリーマンをやりつつ片手間で作業をしている中においては、十分な成果じゃないかと思っている。(仕事の方もかなり忙しい2年だったわけで)
帰宅後や休日を利用してコツコツ記事の投稿作業。これをひたすら2年間。
アクセスは作業が進めばだんだんついてくる。そしてアクセスが増えれば収益もだんだんとついてくる。
やった分だけアクセスが増えて、収益も増える。これは素直に嬉しいこと。
一方で、空いた時間は少しでも作業にあてたいと思うようになり、これまでに比べて読書量や映画鑑賞の本数が激減。友人と飲みに行く暇も惜しむようになってしまった。
そんな2年間。
楽しかったかと聞かれれば「楽しくなかった」のかもしれないが、それなりに充実感はあったように思う。
立ち上げからサイトにアクセスが来るまで
photo by Ken Teegardin
ブログにアクセスが来始めたのは、立ち上げてからだいたい半年経ったくらい。
WEB業界で働いた経験があったのでSEO対策に関する知識は一定あり、アクセスを集めることにそれほど悲観はしていなかった。
だが蓋を開けてみれば現実は厳しく、立ち上げ当初はほぼアクセスが皆無。
いきなりアクセスはこないことぐらいはわかっていたが、あまりの閑散っぷりに、さすがにちょっと滅入ってしまった。
最初の3ヶ月くらいは1日に10セッションあるかどうか。当初の目標はまず「1万セッション・1万PV」だったが、そんなものは遥かに遠い…。
ブロガーの間でよく「初めの頃はGoogleに向かって書く」と言われるが、数ヶ月間はまさにそんな状態だった。
また、記事もいっこうに増えない。
もともとサラリーマンをやりながらのブログ運営では、ひと月に作成できる記事量に限界がある。外注を使うお金もない。僕の場合も例外ではなく、専業ブロガーの人たちみたいに毎日記事を投稿することもできない。
その当時の1記事辺りのセッション率を計算してみると、これから1万セッション、1万PVを達成していくにはどれだけ記事を書けばいいんだ!という気持ちになった。
ただ、諦めずに書き続け、記事数が30記事を超えるようになると、やっとアクセスが増えてきた。
1日に30〜50セッションを稼ぐ記事が2〜3出てきて、1日のアクセス数記録を毎週更新。
自分の中で記事制作のパターンがだんだんできてきて、質も効率も向上していった。
記事の本数が40本を超える頃には、特にアクセスを稼いでくれる人気記事が4、5本くらい誕生。今でもこれらを合計するとアクセス全体の7割くらいになっている。
結局、僕の場合はそんなふうにアクセスが好転していくまでに半年くらいの時間を要していた。
記事を書くペースが遅いということもあるが、やはり新規で立ち上げたサイトがGoogleに評価されるには、他のブロガーの間でもよく言われるように、それなりに時間がかかるのかなと思う。
アクセス・収益ともに「ボカン」はない
photo by ayako
アクセスについて「コツコツとブログを続けていれば、いずれボカンとくる」と言われることも多いが、僕に限って言えば、そんな幸せな出来事は一度も起こらなかった。
確かにブログ開設から半年くらいで、アクセスは伸びてきた。その後もずっと右肩上がりにじわじわと上がっている。だけどボカンはない。これから来る気配もない。
ブログの集客として、SNSあまり活用していないことが理由としてあるのかもしれない。
集客はほぼSEOのみで、Twitterの専用アカウントも一応作ったものの休眠状態。更新案内ツイートすらしていなかった。
そのため記事が拡散されて一気にアクセスを集める可能性はもともと低かった。
今思えばもう少し力を入れられたら良かったかなとも思うが、よくよく振り返ってみると、SNSまで継続的にしっかりやる余裕は無かったかなとも思う。というか、そもそも僕の書く記事が拡散されにくかったのかも…。
とにもかくにも、一度もアクセスボカンは経験していない。
また、アクセスと同様、アフィリエイト収益もボカンはない。
アクセスが増えるのにつられるように、収益も右肩上がりに増えて入るものの、その上がりの傾斜はなだらか。急な爆発は一度も起こっていない。
これはブログの収益化のメインが物販系とクリック課金系だったからだろうと思う。どちらも1発生(クリック)あたりの収益額は低く、アクセスの大きさに左右されやすい。
いわゆる高額プログラムと違って、急な爆発などはあまり期待できない一方で、サイトに力がついてくれば、安定的な収益は期待できる。
というわけで収益については一発大物狙いではなく、物販系とクリック課金系をメインに、コツコツとアクセスを集めながら稼ぐ方法。
最初の約半年は全く収益が無い状態が続いたが、合計報酬が5,000円を超えたくらいから毎日安定して発生が出てきて、翌月は10,000円、さらにその後は毎月プラス10,000円ずつ増えていった。
ちなみに「アフィリエイトって稼げるな」と思えてきたのは2万円を超えたくらいから。
アクセスも伸びてきた時期だったので、このまま行けば結構な金額の収益になるかも!という期待が膨らんだ。
もちろん、今でもその期待は変わっていない。
月額20万も稼げるとさすがに生活は楽になる
photo by Rodrigo Soldon
当たり前だけど、給料とは別に毎月お金が入って来れば、だいぶ生活は楽になる。
僕の場合は、月額の収益が10万円を超えたくらいからそれを実感できるようになった。
いうなれば、副収入が副収入であるがゆえのゆとりというものが生まれる。給料としてもらうお金さえ無駄遣いしなければ、サイトを通じて稼いだお金はそれなりに思い切った、自由な使い方をしてもいいと思えてくる。これは大きな精神的ゆとりをもたらす。
お金の使い方は多少荒くなったかもしれないが、欲しいものを値段を気にせず買える、行きたいところに時間があれば行ける、ということはとても大きい。
もともと欲しいものはそんなに多くないし、サイトの運営を続けている限りは遊ぶ時間は惜しいわけだから、今のところうまくやっているつもり。
今後複数のサイトがうまくいいた暁には、いずれは法人化したり、不動産に投資したりと夢は膨らんでいる。
おわりに
これからもブログの実績や運営方法などは、ちょくちょく掲載していきたいと思っています。